ラグビー日本代表リーチ・マイケル、一時逆転トライも反省「W杯で勝てるようなパフォーマンスではない」
2022年 10月 13日日本代表(ジャパンXV)はオーストラリアA代表との強化試合第2戦に21―22で敗れ、2連敗を喫した。試合終了間際に逆転を許し、今夏から課題となっている終盤の弱さを露呈。その一方で、No・8リーチ・マイケル(34=BL東京)は一時逆転となるトライを奪い、好調ぶりを見せつけた。オーストラリア代表の下に位置する同国A代表との最終戦は14日に大阪・ヨドコウで行われる。
7日に34歳になったばかりのベテランが奮闘した。11―15で迎えた後半22分、自ら好機を演出し、ゴール前の密集からトライ。「仕上がってる。その実感はある」と手応えを口にした。 チームは課題とする終盤戦の弱さを克服できず、今夏からの代表戦は4連敗となった。
リーチは来秋のW杯フランス大会へ危機感を口にする。「まだまだW杯で勝てるようなパフォーマンスではない。個人としてもチームとしても、仕上げないといけないところがある」。次戦こそ今秋初白星をつかむため、こう続けた。「下を向かず、修正して来週につなげたい」。表情を引き締めつつ前を向いた。