IMG 4094

日本

2008年、マイケルはジャパン対アメリカの試合で国際試合デビューを果たした。このとき、彼は20歳という若さだった。 目覚ましい活躍を続けた結果、マイケルはジャパンのレギュラーメンバーとして欠かせない存在となる。2011年のワールドカップメンバーにも選ばれ、そのダイナミックなプレーで観客を魅了した。ジャパンのベストフォワードの一人としてマイケルは高い評価を得、トンガ戦では、最優秀選手に選ばれている。2015年、ワールドカップでジャパンのキャプテンを務め、過去2度のチャンピオンとなった南アフリカに勝利する。これは”ワールドカップ史上最大のショック“と言われ、世界中に衝撃を与えた。この試合では、17回のタックルを決めタックル最多王となる。ジャパンの最初のトライを決めたのもマイケルだ。しかし最も人々を驚かせたのは、マイケルの決断だ。試合が最後の数分しか残っていない段階でのペナルティで、彼はキックではなくスクラムを選択したのだ。その結果、勝利のトライを決めることができた。この試合に関して、元イングランドコーチのクリブ•ウッドワード氏はこう語っている。「私の旧友で良きライバルのエディ•ジョンズが導いた日本の南アに対する勝利は、ワールドカップ歴史上最大の番狂わせである。これは、現代ラグビーにおいて、多分最も重要な出来事であろう」。