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ラグビー日本代表、オーストラリアに惜敗 リーチ「まだまだ成長できる」

2025年 10月 29日

リポビタンDチャレンジカップ2025(25日、日本15-19オーストラリア、国立)世界ランキング13位の日本代表は、W杯2度の優勝を誇る同7位のオーストラリア代表に15-19で惜敗。これで対戦成績は7戦全敗となったが、過去最少点差まで追い上げた。NO・8リーチ・マイケル(37)=BL東京=が代表に復帰。史上2人目となる日本代表通算90試合出場を達成し、主将の重圧から解放されたベテランが躍動した。

手応えと悔しさが交錯する。4万1612人を集めた雨の国立競技場。後半28分に退き、ベンチで試合終了の笛を聞いたNO・8リーチは、強豪を1トライで逆転可能な点差まで詰め寄った結果に胸を張った。

「悔しいけど、チームの可能性を見せることができたと思う」

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撮影・福島範和

節目の試合だった。歴代最多98キャップの大野均に次ぐ、2人目の90キャップに到達。37歳の鉄人は史上初の100キャップも視界にとらえた。準優勝だった今夏のパシフィック・ネーションズ杯(PNC)は欠場したが、この試合で先発に復帰。前半17分から反則を挟んで計30フェーズ続いたトライライン際の攻防をしのぎ、最後はリーチがスチールすると、大歓声が降り注いだ。

PNCでは所属チームの後輩でもある23歳のLOディアンズが新主将に就任。少しだけ身軽になった。「主将じゃないので、やらないといけないことがなくて、すごくやりやすかった」。2014年にエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の第一次政権下で初めて指名され、15、19年のW杯でキャプテンとしてチームをまとめた大黒柱。昨年、2度目の就任となったジョーンズHCに請われて再び主将を務めていたが、重責を任せられる若手の台頭で自身のプレーに集中できる環境が整った。

チームは8月に正式就任した南アフリカ出身のギャリー・ゴールド・コーチのもとで磨いた守備も光り、W杯2度の優勝を誇るワラビーズをあと一歩のところまで追い詰めた。対戦成績は7戦7敗となったが、点差は過去最少の4点。指揮官が「強豪相手に堂々と渡り合えることを確信できた」と言えば、リーチも「まだまだ成長できる」と頼もしい。南アフリカなどの強豪と4連戦する11月の欧州遠征でもベテランが暴れる。

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