「当然の完勝」ラグビー日本代表の次戦は世界2位フランス…注目は“荒々しさ”が戻ってきたリーチマイケルと堀江翔太の“冷めた視点”
2022年 06月 29日コロナ禍のなかで、リーチはしっかりと充電をしていたと思われる。リーグワンの終盤から気力、体力の充実がうかがえ、ウルグアイ戦でも接点での猛々しさが甦っていた。
そのモチベーションの源になっていたのは、日本代表でのポジション争いに危機感を抱いていたからだろう。3月のインタビューで、リーチはこう話していた。
「日本代表についていえば、第3列の競争がかなり激しくなってます。本来は第3列の選手がロックに回るくらいですから(ウルグアイとの第2戦でもジャック・コーネルセンが4番で登場)。自分もベストの状態を作ってアピールしないといけないです」
この言葉だけを聞いていたら、W杯3大会連続出場したベテランではなく、ノンキャップの若手に思えるほどだ。