「みんな同じ一人の生徒」リーチマイケルの原点にあった“人とのつながり” 高校時代を支えた恩師との絆

2024年 06月 22日
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Yuito Kokubu

多様なルーツをもつ選手が共にプレーするというイメージが強いラグビー。育った文化も背景も異なる選手たちが同じ目標に向かっていく姿は、多様性ある社会の象徴的なものとして語られることが多い。彼らは、競技に取り組む中でどのように「チーム」となっていくのだろうか。

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Shugo Takemi

日本ラグビーの顔として長く第一線で活躍し続けているリーチマイケル選手。その土台の一つとも言えるのが、15歳で単身来日して過ごした北海道・札幌山の手高校時代だ。そこで出会った恩師の佐藤幹夫先生をはじめ、ラグビー部の仲間たち、周囲の多くの人たちとのつながりが今のリーチ選手を育て、つくり上げてきた。人生のターニングポイントとなった10代のこの時期、佐藤先生は留学生のリーチ選手にどのように接し、リーチ選手はどのような教えを受けたのか。リーチ選手、佐藤先生がオンラインで対談し、それぞれの当時を振り返ってもらった。

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