リーチ マイケルの夏休み。全国高校7人制大会で母校・札幌山の手をサポート。
2022年 08月 18日長野の菅平高原で唯一のコンビニエンスストア「セブンイレブン 菅平高原店」に、リーチ マイケルがいた。オレンジのかごには、ペットボトルの水や缶ビールを入れていた。
陳列棚の上からのぞく頭、澄んだ瞳、隆起した上半身と腰回りは明らかに際立つ。すれ違った男子高校生風の2人組は、「え、本物?」と見合わせていた。
ワールドカップで日本代表の主将を2度、務めた33歳がこの地にいたのは、母校の応援のためだ。
7月18日までの3日間、全国高校7人制大会に参加する札幌山の手をサポート。リーチが飲み物の買い出しに来ていたのは、初日の夜だった。
日本代表の活動を終えたばかりだった。
6月3日から約1か月間にわたる宮崎合宿、25日のウルグアイ代表戦、7月2日、9日の対フランス代表2連戦にフルコミットしていた。この時はつかの間のオフの最中ながら、後輩たちを支えに来ていたわけだ。
もともとは札幌へ出向いての指導も検討していたようだが、妻の知美さんの故郷が長野にあることから菅平入りを決めた。