リーチ・マイケル「課題が分かってよかった」ラグビー日本代表敵地でフランス代表に黒星

2022年 11月 25日

W杯1年前の欧州遠征は2連敗、1年を通して2勝5敗で終えた。フランカーのリーチ・マイケル(BL東京)は「課題が分かってよかった。モールディフェンスはかなり通用した。ラインアウトからの攻撃もよかった。後はブレイクダウンと接点の強さがどれだけできるか」と総括した。  

2022 11 France

欧州遠征2試合はイングランドに13―52と大敗し、フランスには互角に戦えた部分もあった。リーチ自身「すごく複雑な感じ。イングランドに接点でかなり圧倒されて、自信が上がったり、下がったり」と受け止め、振り返るには時間がかかる様子。W杯1次リーグで対戦するイングランド、アルゼンチン、チリ、サモアを想定し、1年前の時点で「でかい相手に何が通用したか、何が足りないか分かった」ことが最大の収穫だととらえている。  

リーチ個人の課題は「フィジカル」。「僕個人で当たっても前に出られないし、タックルしても返されるし。体が全然細い。ダメ。体を仕上げていかないと」と痛感した。約3か月過ごして家族のように結束したメンバーは、この後、所属チームに帰ってそれぞれの課題に向き合う。「リーグワンで1人1人がどれだけ自分の課題をクリアするかが課題」と指摘していた。

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