リーチ・マイケル、BL東京の主将に就任 35歳での抜てき「もう、ただ勝ちたいという気持ち」
2023年 11月 21日ラグビー・リーグワン1部のBL東京(旧東芝)は13日、都内で定例会見を行い、12月9日開幕の2023―24年シーズンで、フランカーのリーチ・マイケルが主将を務めると発表した。2013年以来という主将就任に、会見に臨んだリーチは「プレーに一貫性を持って、東芝らしくプレーしたい。あまり色んな事をしゃべらずに、プレーでやりたい(示したい)」とグラウンド内でのリーダーシップに力を込めた。
5位に終わりプレーオフ進出を逃した昨季終了後、トッド・ブラックアダー・ヘッドコーチ(HC)から主将の打診を受けたという。日本代表でも2015、19年W杯で主将を務めながら、今では後輩に託している重役だけに「キャプテンをやらないかと言われて、そっこう断って。(原田)衛にやらせた方がいいと言っていたけど、最終的に頼まれた」と言う。
会見したブラックアダーHCは「チームとして必要な行動の変化を体現できるリーダーを選ぶ段階にきている。チーム全員が尊敬して、その人の背中を見てついていきたいと思うような人を必要としていた」と抜てきの理由を説明。副将には24歳のフッカー原田衛をつけ「リーダーシップのポテンシャルを秘めた若い選手。チームとして変化が必要と考えた時に、一番変化をもたらせる2人を選んだ」と期待を込めた。