ラグビー日本代表、サンウルブズにまさかの苦戦も逆転勝ち
2021年 06月 14日ラグビー日本代表が12日、静岡・エコパスタジアムでサンウルブズと強化試合を行い、32-17で逆転勝ちした。史上初の8強入りを果たした2019年ワールドカップ(W杯)日本大会以来、601日ぶりの代表戦。
3-14で日本代表劣勢で前半終了。ここでリーチが動いた。これまでの代表やトップリーグではすぐにロッカーに向かう状況。しかし、全員で円陣を組んだ。「前半の悪いプレーを気にせずにリスタートしよう、と伝えた」。W杯の大舞台で桜のジャージの中心にいた男は試合後、こう明かした。
「今年から新しく取り入れたこと。ロッカーに帰る時にバラバラになる。チームとしてリフレッシュすることと、コミュケーションを取るのが大事。それでハドルを組みました」
今後は欧州遠征として英国系4協会の選抜チーム、全英・アイルランド代表ライオンズ戦(スコットランド)を26日に予定。7月3日には敵地でアイルランドと戦い、23年W杯フランス大会に向けて強化を図っていく。リーチは「(練習で)言ってきたことは正しいけど、実行力が足りていない。課題はやってきたことを試合に生かすこと。それに集中しないといけない」と気を引き締めた。